財団法人都市経済研究所

調査研究業務実績

10.PFI

平成11年度〜平成15年度
調査計画名 年度 委託機関 調 査 計 画 概 要
1 川俣町庁舎PFI方式の導入等に関する検討調査 H11 福島県
川俣町
委託元:
自治省
 本調査研究は、平成11年9月に施行されたPFI推進法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)に基づき、全国の地方自治体に先駆けて実施された自治省のモデル調査です。(〜自治省「経済調査等地方公共団体委託費」に基づき実施。)
 本調査プロジェクトは、平成11年度・経済企画庁PFI推進政策(民間資金等経済政策推進)の一環で実施されたものであり、自治省大臣官房企画室が「地方公共団体におけるPFI方式の具体化のための調査」の対象となる3つのケーススタディ地区を選定しました。(〜神奈川県津久井地域,茨城県土浦市,福島県伊達郡川俣町。当研究財団は同・川俣町東京事務所業務の委嘱を受けています。(2007年3月末をもって終了致しました))
 <庁舎PFI事業>をテーマとする本調査では、従来方式とPFI方式の比較に基づく‘VFM'分析を行うとともに、「川俣町役場庁舎及び周辺整備事業募集要綱」など具体的な事業計画に則したPFI実施方針を作成しました。特に、今後PFI事業に取り組んでいく全国市町村に先行的事例を提示する見地から、<自治体PFI事業>のスタートアップから実現化までのさまざまな問題点・課題を整理し、さらに、地域活性化に資するPFI事業の具体化に向けて、‘中心市街地活性化のリーディングプロジェクト'としての庁舎PFIのあり方を検討しました。
2 ◇第7回「空港整備事業の民営化/PFI研究会」:平成11年3月18日
   (事務局:(株)日本空港コンサルタンツ)
スピーカー:財団法人都市経済研究所理事 上妻 毅
研究報告 :「沖縄振興開発の新たな展開方向とPFIの導入について」
−那覇空港を核とする国際都市社会資本の戦略的整備−
3 ◇政策課題研修−PFI講座−
  〜廃棄物発電・行政庁等におけるPFI方式の導入に向けて〜
  :平成12年3月24日

講師:財団法人都市経済研究所理事(川俣町東京事務所長代理) 上妻 毅
講演:モデル調査事業の紹介−川俣町におけるPFI事業実施の基本的考え方と推進方針−
主催:九州通商産業局,鹿児島総合研究所
4 平成12年度 都市公園と観光施設の一体整備手法検討作業 H12 (社)日本公園緑地協会  本調査プロジェクトは、PFI方式の導入を前提に、都市公園と観光施設の一体的整備手法のあり方を検討することを目的に、旧経済企画庁/現内閣府・PFI推進費(平成12年度)に基づくモデル調査として、社団法人日本公園緑地協会の研究委託を受けて実施したものです。
 「民間の資金・ノウハウの活用による社会資本整備の促進」を旨とするPFIに関しては、全国総合開発計画『21世紀の国土のグランドデザイン』においても、'民間活力を活用した国土基盤整備の推進'に向けた新たな方策とされており、本調査においても、効率的な社会資本整備の手法として、モデル調査対象事業におけるPFIの導入方策を総合的に検討しました。同時に、都市公園、観光施設等の整備・維持管理・運営にあたって複合的・一体的な事業方式を導入するための課題等についても、PFIの導入可能性と合わせ、検討を行いました。
 本調査プロジェクトでは、複合施設の整備におけるPFI導入について具体的検討を図るため、実際に「都市公園」その他の複合整備が予定されている鹿児島県指宿市「観音崎公園整備事業」を対象地区とし、複合施設の整備・維持管理・運営等の事業スキーム、PFI導入時のシミュレーション等のケーススタディを実施しました。対象地区となる観音崎は、国直轄道路である国道226号線に面し、市の'北の玄関口'として市内観光ホテル等の送迎バスその他の乗り継ぎ場所になっており、また、同地区からは錦江湾、桜島などが眺望でき、自生松や岩瀬等の自然にも恵まれています。予定事業は上述の予定地における「都市公園」の整備、「道の駅」の整備、物産センター等の「地域交流施設」の整備であり、事業面における特徴は以下の通りです。
・都市公園、道の駅、地域交流施設(物産センター,レストラン等)の複合整備であること。
・複合整備事業の中で、民間事業者の資金・ノウハウ活用による効果が期待される公的施設の整備・運営についてPFIの導入が想定されていること。
・「物産センター」等の整備・運営に関しては、当該地域が有するさまざまな地域資源(地場産品,自然環境,観光資源,人材・組織等)を活かした「地域資源活用型/地域参加型」事業をめざしていること。
・市街地の活性化に資する「道の駅」機能の導入等の施策連携が検討されていること。
 本調査では、かかる立地条件や事業要件をふまえ、指宿市・観音崎公園整備事業における「都市公園」「道の駅」「地域交流施設」の複合整備を前提に、具体的な事業スキームの検討、パターン別シミュレーション(VFM分析,民間事業者採算分析等)、さらに実施方針モデル(案)の作成など、'新しい地域づくりの戦略的手法'としてのPFI推進に向けた多角的・総合的検討を実施しました。
5 ◇PFIプロジェクト研究会:平成12年6月28日
講師:財団法人都市経済研究所理事 上妻 毅
講演:自治体PFI事業の推進について
主催:株式会社谷澤総合鑑定所
6 ◇〈民間の資金・ノウハウ活用による新たな街づくり〉研究会:平成13年1月15日
 「行政財産を活用した新たな自転車駐車場整備のあり方」
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 秋山 隆史
講演:「自転車の走る街づくり(モデル都市事業)」プロジェクトの推進
講師:財団法人都市経済研究所理事 上妻 毅
講演:自治体PFIプロジェクトの推進事例から(「庁舎」,「道の駅」施設等)
主催:財団法人都市経済研究所
7 ◇都市駐車場対策協議会 平成12年度2月定例研修会:平成13年2月23日
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 秋山 隆史
講演:「まちづくりにおける自転車の位置づけ 〜コミュニティビジネス/PFIと自転車駐車場〜について」
主催:都市駐車場対策協議会
8 ◇静岡県PFI研修会:平成13年2月27日
開催場所:静岡県女性総合センター「あざれあ」
講師:財団法人都市経済研究所理事 上妻 毅
講演:「庁舎建設におけるPFI導入と課題」 ―福島県川俣町庁舎PFI導入検討調査の事例から―
主催:静岡県企画部政策推進室
9 呉市斎場整備におけるPFI手法導入調査業務 H13 呉市  既存斎場は、築後30年が経過。老朽化が激しい現状を踏まえ、市は18年度の供用開始をメドに建て替える方針です。
 建て替えに伴い、PFIの導入を視野に、内閣府の調査補助を活用し、可能性調査等を含めた事業評価を行いました。
 導入が決定すれば、14年度にも実施方針の策定に着手する予定です。
10 ◇福井県武生市・幹部職員及び市議会議員対象PFI研修会:平成13年11月2日
開催場所:中央公民館・学習センター5階講堂
講師:財団法人都市経済研究所理事 上妻 毅/研究主幹 永松 秀之
講演:「PFIとは」
11 観音崎におけるPFI事業アドバイザリー業務委託 H14 指宿市 本事業は、<都市公園>,<道の駅>,<地域交流施設>(物産センター等)から構成される複合型プロジェクト「観音崎公園整備事業」の一環として実施されるもので、南九州地域の先がけとなるPFI事業です。PFI方式の導入にあたっては、民間の有するノウハウや資金を活用し、当該地区を訪れるさまざまな利用者へのサービスの向上、特産品販売や地域・観光情報の発信等を通じた地域の活性化、公共施設の効率的な整備・運営をめざしています。
当研究財団では、平成12年度、本地区をケーススタディの対象としたPFI推進費・国土交通省モデル調査を実施しており、本プロジェクトにおいては、PFI事業を円滑に推進するための市のアドバイザーとして関与しています。
【事業概要等】
事業期間は15年。民間事業者は<地域交流施設>の設計・建設・運営・維持管理を行うとともに、<都市公園>,<道の駅>の維持管理を行う。BTO方式。サービス購入型(一部、民間事業者の自由提案に基づく独立採算型事業を含む)。
観音崎公園は指宿の玄関口に位置しており、地域活性化とまちづくりの新たな拠点として、平成16年度のオープンを予定しています。
12 呉市斎場整備に伴う実施方針策定等業務 H14 呉市 呉市斎場整備に伴い、平成13年度にPFI手法導入調査を実施したところ、VFMが確認でき、PFI手法を採用した場合には一定に財政縮減が図れるとの結果を得ています。
この調査結果を受けて、引き続き、PFI手法による斎場整備の課題整理、PFI活用を前提とした民間事業者への意向調査、実施方針の策定及び特定事業の評価・選定等の業務を履行するものです。本業務は、呉市にとって初のPFI事業です。事業スキームは、火葬業務のみに特化するもので、現在稼働中の施設と同一敷地であるため、工事期間の安全性及び会葬者への配慮が課題となっています。事業期間は20年間、事業方式はサービス購入型BTO方式。なお、平成15年度に事業者の選定、契約締結が予定されています。
13 ◇PFIセミナー:平成14年5月15日
開催場所:ぬまづ産業振興プラザ大会議室
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 小林 章次郎/理事 上妻 毅
講演:「PFIとは?」−PFI事業の概要・類型・事例など−
主催:ぬまづ産業振興プラザ
14 ◇枕崎市職員研究会:平成14年7月12日
開催場所:枕崎市役所
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 上妻 毅
講演:「PFI概論−PFIと地方自治体の今後−」
主催:枕崎市
15 ◇経営者講習会「PFIビジネスに地元企業の生き残り策をさぐる」:平成14年11月6日
開催場所:鹿児島県歴史資料センター黎明館講堂
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 上妻 毅
講演:「PFIの概要・事例」
主催:社団法人鹿児島県建築協会、社団法人鹿児島県建築協会青年部会
16 ◇青森商工会議所建設部会・金融不動産部会講演会(PFIセミナー):平成14年11月21日
開催場所:アラスカ会館 地下 サファイア
講師:財団法人都市経済研究所常務理事 上妻 毅
講演:「PFIと民活型事業の戦略的推進について」
主催:青森商工会議所
17 呉市斎場整備に伴う入札説明書策定等業務 H15 呉市 平成13年度の呉市斎場整備等事業PFI導入可能性調査から継続して実施している同PFI事業アドバイザリー業務の2ヶ年目に当たる業務。
本年度の主たる業務は、PFI事業者の募集・選定に関するアドバイザリー業務,落札者との仮契約締結等の業務であり、具体的には、入札公告,総合評価方式一般競争入札に基づいた審査委員会の運営,落札者との契約締結のための交渉会議等を市担当部局と一体となって遂行しました。
(事業スケジュールより抜粋)
入札:平成15年9月19日、落札者決定:同年11月28日、市と民間事業者の仮契約締結:平成16年2月8日、議会議決及び本契約の締結:同年3月9日。
18 平成15年度観音崎におけるPFI事業アドバイザリー業務委託 H15 指宿市 指宿市観音崎における都市公園ならびに道の駅整備事業にあたり、当市では、都市公園内で特産品販売等を行う「地域交流施設」の建設・維持管理・運営と「都市公園」「道の駅」の維持管理を対象事業とするPFIの導入を決定しました。本年度業務では、入札公告,応募者からの提案書の受付,事業者選定のための委員会の運営,落札者(選定事業者)との契約締結等に関わるアドバイザリー業務を一括して行いました。
本事業は南九州地域初のPFI事業であり、特に「地域活性化型」「地元参加型」PFIの先行モデルとして注目を集め、全国自治体などからの行政視察等も相次いでいます。
(事業スケジュールより抜粋)
入札:平成15年7月29日,落札者決定:10月1日,市と民間事業者の仮契約締結:11月17日(12月市議会にて議決。本契約締結),供用開始:平成16年10月オープンを予定。
19 長堀住宅整備に係るPFI導入可能性検討作業 H15 日本原子力研究所 本調査は、長堀住宅(日本原子力研究所東海研究所の社員住宅)は老朽化に伴う建て替えが必要となっており、設計・維持管理・運営等において、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」に基づき、PFI事業としての導入可能性について検討しました。
20 汐留地区等における街の管理手法の調査検討委託 H15 財団法人都市計画協会 新しい時代のまちづくりは、地域の特性やニーズをふまえ、地域が主体となって街の管理運営を行うことの出来る制度が必要となっています。東京都では、平成14年度に「日本版BIDの実現に向けた研究会」を設立し、海外の制度や日本における新たな制度の枠組み等について検討を行ってきました。本調査は、こうした検討を踏まえ、汐留をケーススタディとし、さらに類似地区の事例を含めて、こうした街の管理運営システムの効果検証と課題の抽出を行い、新たな制度の必要性や可能性、実現方法等について検討を行ったものであり、当研究所では特に既存の組織法・事業法等の整理を行いました。



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